Excel。条件付き書式の条件式に直接日付を使うときはDATE関数をつかいます
<条件付き書式+DATE関数>
条件付き書式をつかうと、資料がわかりやすくなるメリットがあります。
例えば、次の表で、2024/1/6日以降のデータをわかりやすくしたいので、対象のデータ全体(行単位)で塗りつぶしたいとします。
では、実際に設定をしていきます。
A2:B9を範囲選択します。
ホームタブの条件付き書式にある、「新しいルール」をクリックします。
行単位で塗りつぶしたいので、新しいルールで数式を設定する必要があります。
新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
ルールに数式を設定します。
=$A2>=2024/1/6
あとは、書式を設定します。
OKボタンをクリックしてみましょう。
ところが、この数式だと、うまくいきません。
全部、塗りつぶされてしまいました。
「2024/1/6」だと日付として認識してくれません。
Accessならば「#」で囲みたいところですが、Excelでは「#」で囲むことはできません。
そのため、DATE関数をつかう必要があります。
では、数式を次のように修正します。
=$A2>=DATE(2024,1,6)
これで、完成ですね。
直接、日付を条件式で使うときには、DATE関数が必要になります。
なお、他のセルに、日付を用意してある場合は、セル番地を参照させますので、DATE関数は使わなくても大丈夫です。