10/17/2023

Excel。手早く5件おきに罫線を変えて描くにはどうしたらいいの。【ruled line】

Excel。手早く5件おきに罫線を変えて描くにはどうしたらいいの。

<条件付き書式+MOD+ROW関数>

表を見やすくしたいので、5件おきに、セルの下罫線を変えたい場合、どのようにしたら、手早く設定することができるのでしょうか。

5件おきに罫線

Excel VBAでプログラムをつくってもいいかもしれませんが、条件付き書式で設定する方法をご紹介します。


見出し行を除いたデータのA2:B13を範囲選択します。


ホームタブの条件付き書式にある、「新しいルール」をクリックします。


新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。


ルールの種類を「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。


条件式のボックスに、

=mod(row(),5)=1

と設定します。


あとは罫線の書式を設定しますので、書式ボタンをクリックします。


わかりやすいように、赤色にしてみましたが、用途に合わせて線種や色を設定します。

下線に描きたいので、下線のボタンをクリックして、OKボタンをクリックします。


元のダイアログボックスが表示されますので、改めてOKボタンをクリックして完成です。


条件式を説明します。

=mod(row(),5)=1


MOD関数は、除算した余りを算出する関数です。


最初の引数にはROW関数をつかって、行番号を抽出します。


2番目の引数は、除数です。

「5件おき」なので、5で除算します。


除算した余りが、1の時が、5件おきなので、「=1」を追加します。


なお、ここの条件をアレンジすることで、様々なケースに対応することができます。


ただ、線種が少ないので、もっと色々対応した場合には、Excel VBAでプログラムをつくってみるのもいいかもしれませんね。