1/19/2024

Excel。表の右端・下端の集計を手早く除いた表をつくるには、どうしたらいいの【Spreadsheet】

Excel。表の右端・下端の集計を手早く除いた表をつくるには、どうしたらいいの

<DROP関数>

帳票の、右端に合計列。


下端の平均行や合計行を除いたデータだけの表を手早く作りたい場合には、どのようにしたらいいのでしょうか。

DROP関数

当然、範囲選択すればいいわけですが、大きな表だと、範囲選択すること自体が面倒な作業になってきます。


そこで、DROP関数をつかうことで、手早く右端と下端の集計行を除いた表をつくることができます。


A13をクリックします。

そして、次の数式を設定します。


=DROP(A1:F11,-1,-1)


これだけで、完成です。


数式は、スピル機能によって、ゴーストが発生してコピーされるので、オートフィルは不要です。


数式を説明します。


最初の引数は、「配列」なので、範囲です。A1:F11と設定します。


2つ目の引数は、「行」。

下端方向からいくつカットするのか設定します。

平均行の1行をカットしたいので、-1と設定します。


3つ目の引数は、「列」です。

2つ目の引数と同じように列方向。

すなわち右端方向からいつくカットするのかを設定します。

今回は、合計列だけをカットしますので、-1と設定しました。