Excel。表の右端・下端の集計を手早く除いた表をつくるには、どうしたらいいの
<DROP関数>
帳票の、右端に合計列。
下端の平均行や合計行を除いたデータだけの表を手早く作りたい場合には、どのようにしたらいいのでしょうか。
当然、範囲選択すればいいわけですが、大きな表だと、範囲選択すること自体が面倒な作業になってきます。
そこで、DROP関数をつかうことで、手早く右端と下端の集計行を除いた表をつくることができます。
A13をクリックします。
そして、次の数式を設定します。
=DROP(A1:F11,-1,-1)
これだけで、完成です。
数式は、スピル機能によって、ゴーストが発生してコピーされるので、オートフィルは不要です。
数式を説明します。
最初の引数は、「配列」なので、範囲です。A1:F11と設定します。
2つ目の引数は、「行」。
下端方向からいくつカットするのか設定します。
平均行の1行をカットしたいので、-1と設定します。
3つ目の引数は、「列」です。
2つ目の引数と同じように列方向。
すなわち右端方向からいつくカットするのかを設定します。
今回は、合計列だけをカットしますので、-1と設定しました。