1/03/2024

Excel。丸付き数値で順位を手早く表示するには、どうしたらいいの。【numbers】

Excel。丸付き数値で順位を手早く表示するには、どうしたらいいの。

<CODE関数・CHAR+RANK.EQ関数>

RANK.EQ関数をつかえば、手早く、順位を算出することができます。

ただし、表示される順位は、普通の数値です。


この順位を丸付き数値で表示するには、どのようにしたら、手早く行うことができるのでしょうか。

丸付き数値で順位

C列にはReadingの得点が入力されています。

D列には、C列の数値に基づいた順位を丸付き数値で表示したいわけです。


どのようにしたら、丸付き数値にすることができるのかを考えてみると、CHAR関数をつかうことで、丸付き数値にすることができそうです。


CHAR関数は、数値を文字コートの文字に変換する関数です。


まずは、①の文字コードがわからないといけませんので、CODE関数をつかって、文字コードを算出しておきます。


=CODE(A12)

これで、①は、11553であることがわかりましたので、CHAR関数とRANK.EQ関数をつかってD2に数式を設定していきましょう。


=CHAR(RANK.EQ(C2,$C$2:$C$10,0)+11552)


これで、丸付き数値で順位を表示することができました。

RANK.EQ関数の算出結果に、「+11552」をしているのは、順位が1を①で表示したいわけです。


丸付き数値の①の文字コードは11553であることがわかっていますので、1+11552にすれば、CHAR関数で丸付き数値に変更することができます。


なお、丸付き数値は⑳までしか用意されていませんので、それ以上の順位が必要な場合には、あまり適していないように思えます。