1/12/2024

Excel。列方向の表から、重複したデータを除いたリストを手早くつくりたい【Column overlap】

Excel。列方向の表から、重複したデータを除いたリストを手早くつくりたい

<UNIQUE関数>

行方向のデータならば、データタブの「重複の削除」をつかうことで、重複を除いたデータだけをつくることは容易です。


ただ、列方向には対応しておりません。

UNIQUE関数

そこで、UNIQUE関数をつかうことで、列方向であっても、行方向であっても、重複を削除したリストを手早くつくることができます。


2行目に担当者名があるデータを用意しました。


重複しているので、重複を除いたリストをつくります。


B4をクリックして、次の数式をつくります。

=UNIQUE(B2:K2,TRUE,FALSE)


スピル機能により、数式が自動拡張します。

これで、列方向の重複を除いたリストをつくることができました。


では、引数を確認しておきましょう。

最初の引数は、「配列」。

範囲ですね。

なので、B2:K2と設定します。


2つ目の引数は、「列の比較」。

TRUEにすれば、「一意の列」で、FALSEならば「一意の行」。

今回は、列方向の表なので、TRUEを設定します。


3つ目の引数は、「回数の指定」。

TRUEは、「1回だけ出現するアイテムだけを返す」

FALSEは、「個別のアイテムをすべて返す」

重複しているデータも含めて表示したいので、FALSEを設定します。