9/29/2023

Excel。文字列に統合や3-D集計は、対応していないので、CONCAT関数をつかいます。【string】

Excel。文字列に統合や3-D集計は、対応していないので、CONCAT関数をつかいます。

<IF+CONCAT関数>

当たり前ですが、文字列は合算したりすることはできません。

たとえば、次のシート。

IF+CONCAT関数

Aさん・Bさん・Cさんのそれぞれの出席可能がわかる表があります。

「○」があるところが出席可能を表しています。


やりたいことは、3名が出席できる日時を、手早く確認したいわけです。


「○」ではなく、数値で判定されていれば、統合などの方法もあるのでしょうけども、文字列なので、つかえません。


IF関数とAND関数をつかってもいいですが、もっと多くの表の場合、AND条件が多くなり、可読性も悪化します。


そこで、IF関数とCONCAT関数をつかって、全員出席できる日時を確認していきます。


B2に次の数式を設定します。

=IF(CONCAT(B7,F7,J7)="○○○","開催OK","")


あとは、オートフィルで数式をコピーします。

これで、10月3日10時は、予定が空いているので、開催できる日時を見つけることができました。


この数式のCONCAT関数ですが、CONCAT関数は文字結合をする関数です。

範囲選択するだけで、文字を結合してくれます。


すべて「○」。

つまり「○○○」ならば、出席できると判断することができるというわけです。