Excel。文字列に統合や3-D集計は、対応していないので、CONCAT関数をつかいます。
<IF+CONCAT関数>
当たり前ですが、文字列は合算したりすることはできません。
たとえば、次のシート。
Aさん・Bさん・Cさんのそれぞれの出席可能がわかる表があります。
「○」があるところが出席可能を表しています。
やりたいことは、3名が出席できる日時を、手早く確認したいわけです。
「○」ではなく、数値で判定されていれば、統合などの方法もあるのでしょうけども、文字列なので、つかえません。
IF関数とAND関数をつかってもいいですが、もっと多くの表の場合、AND条件が多くなり、可読性も悪化します。
そこで、IF関数とCONCAT関数をつかって、全員出席できる日時を確認していきます。
B2に次の数式を設定します。
=IF(CONCAT(B7,F7,J7)="○○○","開催OK","")
あとは、オートフィルで数式をコピーします。
これで、10月3日10時は、予定が空いているので、開催できる日時を見つけることができました。
この数式のCONCAT関数ですが、CONCAT関数は文字結合をする関数です。
範囲選択するだけで、文字を結合してくれます。
すべて「○」。
つまり「○○○」ならば、出席できると判断することができるというわけです。