Excel。セル内の余計な空白を削除して、セル内の空白は半角で整えたい
<TRIM+SUBSTITUTE関数>
セル内の余計な空白を削除するには、TRIM関数という便利な関数が用意されていますが、それだけでは、対応することができません。
A2:A6のデータは、A2のように、苗字と名前の間には、半角空白が1文字分、空くようにしたいわけです。
TRIM関数は、前後の余計な空白と、文字内の連続している空白を1つだけにします。
C2には、
=TRIM(A2)
と数式を設定して、オートフィルで数式をコピーします。
どのデータも前後の空白は削除されていますし、文字内の空白にも対応しています。
ですが、よくみると、C3やC5は、半角空白にならず、全角空白になっています。
TRIM関数では、半角文字を全角文字にするまでは、やってくれません。
そこで、文字を置換することができるSUBSTITUTE関数を合わせてつかうことで、対応することができます。
A2の数式を次のように修正します。
=TRIM(SUBSTITUTE(A2," "," "))
あとは、オートフィルで数式をコピーすれば完成です。
SUBSTITUTE(A2," "," ") の説明をします。
最初の引数は、文字列。A2を選択します。
2番目の引数は、検索文字列。” “と全角空白を設定します。
3番目の引数は、置換文字列。” “と半角空白を設定します。
資料を作ろうとしても、データがガタガタだと作成することができませんので、綺麗に整えるスキルを知っておくのもいいかもしれませんね。