Excel。年代別など度数分布をつくるにはFREQUENCY関数をつかいます。
<FREQUENCY関数>
アンケート結果をはじめ、社員の年代別の人数を把握する度数分布を算出したい場合、FREQUENCY関数をつかうことで、手早く算出することができます。
A1:B16にデータがあり、B列に年齢が入力されています。
これをD2:D6の区分でわけるとします。
なお、D2:D5までは、表示形式のユーザー定義で、「~」を表示させています。
また、D6は、表示形式のユーザー定義で「~」を後ろに表示させています。
つまり、D2:D6は、数値で入力されており、D2は、29という数値というわけです。
あとは、FREQUENCY関数で設定するだけです。
D2には、次の数式を設定します。
=FREQUENCY(B2:B16,D2:D5)
スピル機能によって、数式の設定範囲が自動的に拡張されます。
このFREQUENCY関数のポイントは、2つ目の引数である「区間配列」です。
D2:D5としているように、その他(それ以上)に該当するD6は、含んでいません。
以前のExcelですと、FREQUENCY関数は配列関数だったので、Ctrl+Shift+Enterが必要でしたが、スピル機能のあるバージョンでは不要です。