Excel。全て入力されているか、手早くチェックするにはどうしたらいい
<IF+COUNT関数>
入力欄のすべてにデータが入力されているかをチェックしたい場合には、件数を算出する関数をつかいます。
今回のデータは、1回目から3回目の測定値が入力されている表です。
3回目まで終わっているならば、E列に○と表示させるようにしています。
まず、判断が必要になりますので、IF関数をつかいます。
そして、IF関数の論理式には、3回目、すなわち、3件データがあるかどうかを調べればいいわけです。
そこで、E2には、次の数式を設定しました。
=IF(COUNT(B2:D2)=3,"○","")
あとは、オートフィルで数式をコピーします。
件数を算出するわけですが、すべて数値なので、COUNT関数をつかっています。
もし、文字列とか、数値や文字列が混在している場合にはCOUNTA関数をつかいます。
=IF(COUNTA(B2:D2)=3,"○","")
その結果が3と等しいか判断させればいいというわけです。
条件付きの件数なので、COUNTIF関数やCOUNTIFS関数をつかってもいいですが、条件がシンプルなので、IF関数とCOUNT関数、あるいは、IF関数とCOUNTA関数で対応することができます。