8/08/2024

Excel。必要な列だけを抽出した別表をつくるなら、HSTACK関数が便利です。【extraction】

Excel。必要な列だけを抽出した別表をつくるなら、HSTACK関数が便利です。

<HSTACK関数>

販売表から、必要な列だけを抽出した別表を作りたい場合、コピー&ペーストだと少し面倒なことがあります。

HSTACK関数

A1:E5に販売表があります。


その表から、A7:C11のように、商品名・金額・税込金額だけを抽出した、別表をつくりたいわけです。


そこで使うと便利なのが、HSTACK関数です。

この関数は、範囲選択するだけで、必要な列だけを抽出することができる関数です。


A8に次の数式を設定します。

=HSTACK(A2:A5,D2:E5)

たったこれだけです。


そして、絶対参照もスピル機能に対応しているので、不要です。


引数に、範囲を設定するのが面倒に感じられますが、従来のコピーで対応した場合、値の貼付けが必要になります。


なぜ、値の貼り付けをしなければならないのか。


それは、#REF!というエラーが表示されてしまうからです。

D2には、=B2*C2という数式が設定されています。


相対参照なので、そのままコピーすると、範囲がシート外になってしまうので、#REF!が表示されてしまいます。


このような値で貼り付けとかをしなくても、HSTACK関数をつかうことで、別表をつくることができます。