Excel。散布図の横軸を日付でつくると、横軸の表示がおかしい
<散布図>
Excelの散布図で、折れ線グラフを描くと、縦と横の補助線が自動的に表示されます。
そのため、通常の折れ線グラフよりも重宝することがあります。
ただ、厄介な問題を含んでいますので、その対応方法もご紹介します。
次のデータをつかって、散布図を挿入します。
A1:B6を範囲選択します。
挿入タブの散布図にある「散布図(直線とマーカー)」を選択します。
すると散布図が挿入されました。
散布図をつかった折れ線グラフは、縦横の補助線が描かれています。
わかりやすいグラフなので、通常の折れ線グラフよりも、資料としてわかりやすいグラフになっています。
ただ、横軸をみると、重なっています。
そしてただ、重なっているだけではないようです。
同じ日付が複数あるように見えます。
グラフを横に大きくしてみます。
やはり、日付が複数あることが確認できました。
これではこまってしまうわけです。
逆に縮めてみましょう。
縮めてみたら、横軸の日付は重複表示されていません。
散布図でつくった折れ線グラフは大きくすることはできないのでしょうか。
それでは、横軸を修正しますので、横軸をクリックしたら、書式タブにあるグラフ要素が横(値)軸になっていることを確認したら、選択対象の書式設定をクリックします。
軸の書式設定作業ウィンドウが表示されます。
単位を0.5から1.0に変更します。これで重複しなくなります。
横軸が12月1日からのデータなのに、11月30日からはじまっています。
終わりも、12月6日と12月5日までにします。
境界値の最小値と最大値はシリアル値で表示されてしまっています。
最小値は+1。
最大値は-1すれば、12月1日。
12月5日にすることができます。
それではグラフを確認してみましょう。
横軸を表示合わせることができました。
あとは、グラフの見栄えをよくして完成です。









