Excel。偏差平方和(変動)を算出するなら、DEVSQ関数で手早く算出できます。
<DEVSQ関数>
データの平均値に対するズレの平均値である。
「変動」。
つまり偏差平方和を算出するならば、DEVSQ関数をつかえば、手早く算出することができます。
B8には、つぎの数式を設定してあります。
=DEVSQ(B2:B6)
DEVSQ関数(読み方: ディブスクウェアまたは、ディビエーションスクエア)をつかうと、平均からの差を2乗した値をデータ分合算する必要もなく、範囲選択するだけで算出することができました。
なんで2乗するのかというと、「+」「-」という符号の影響をなくし、ばらつき具合をわかるようにするためですね。
算出された値は、データのばらつき具合である分散を考えるときに活用されます。
重さ1と重さ2の平均値は同じですが、変動は、重さ1が5.2。
重さ2が103.2と数値が異なっています。
よく見ると、重さ2のほうが、データにばらつきがあることがわかりますね。