Excel。同じ数だけの連続した日付をつくるには、オートフィルだけではダメなんです
<DATE+INT+ROW関数>
連続した日付を入力するには、オートフィルをつかうことで、手早く設定することができます。
ところが、次のような複数の同じ数だけの連続した日付を入力したい場合、オートフィルだけでは、対応することができません。
次の表のように、2日ごと3日ごとに同じ数だけの連続した日付を入力しています。
このような場合、数式をつかって対応します。
A2には、
=DATE(2024,5,INT(ROW(A2)/2))
という数式を設定します。
あとは、オートフィルで数式をコピーするだけで、日付を入力することができます。
数式を確認します。
DATE関数は、日付を作る関数です。
年と月は、今回直接入力しました。
日がポイントです。要するに、1をどのようにつくるのか、そして、2個1を用意することができるのかという点です。
そこで、INT+ROW関数で対応するというわけです。
INT関数は整数にする関数。
ROW関数は行番号を算出する関数です。
ROW(A2)なので、2。
それを2で除算するわけです。
結果は、2÷2なので、1ですね。
A3ならば、3÷2なので、1.5ですが、INT関数で整数化されるので、1ですね。
また、C2に設定した数式は、
=DATE(2024,5,INT(ROW(C3)/3))
設定したい日になるようにすれば、3日ごとでも4日ごとでもつくれます。