9/19/2024

Excel。順位を求めるRANK.EQ関数をスピル機能の数式でつくってみる【Spill】

Excel。順位を求めるRANK.EQ関数をスピル機能の数式でつくってみる

<RANK.EQ関数>

順位を求めるRANK.EQ関数ですが、スピル機能をつかった数式にすると、とてもわかりやすい数式になるので確認してみましょう。


まずは、通常のRANK.EQ関数の数式でつくってみましょう。

RANK,EQ関数

A列には店舗名

B列には、売上高が入力されています。


C2の数式は、

=RANK.EQ(B2,$B$2:$B$8)


最初の引数は、数値です。

秋葉原店の売上高が、全体で何位なのかということを知りたいわけですから、B2を設定します。


次の引数は、参照です。

範囲ですので、B2:B8。

オートフィルで数式をコピーしますので、絶対参照も忘れずに、設定する必要があります。


この絶対参照を忘れやすいので、注意が必要ですね。


さて、スピル機能の数式にしたら、どのようになるのでしょうか。

D2にスピル機能に対応したRANK.EQ関数を作ってみます。

=RANK.EQ(B2:B8,B2:B8)


最初の引数も、次の引数も、両方とも、B2:B8 と設定すれば大丈夫なんです。


しかも、スピル機能によって、オートフィルで数式をコピーすることはありませんので、絶対参照にする必要もありません。


このように、とてもわかりやすい数式に変えることができました。


今まで使っていた関数もスピル機能によって、数式の可読性をはじめ改善できるものがあるかもしれません。