Excel。3-D面グラフの見栄えどうにかならないの
<3-Dグラフ>
Excelのグラフには様々なものが用意されています。
その中には、3-D面グラフというのがあります。
3-D面グラフは、複数のデータ系列の変化を立体的に表現したいときに使用します。
たとえば、時間の経過による売上や温度など、異なる系列の推移を同時に比較したい場合に便利なのですが、挿入される3-D面グラフは、イマイチ、パっとしたグラフではありません。
どのようにしたら、見栄えをよくすることができるのでしょうか。
3-D面グラフは、詳細をコントロールしないと、見栄えをよくすることはできません。
次の表から、3-D面グラフをつくります。
挿入タブの「折れ線/面グラフの挿入」にある3-D面グラフを選択します。
3-D面グラフが挿入されます。
グラフタイトルは、グラフを大きくしたいので、削除してあります。
あと凡例も不要なので、削除しました。
奥にある渋谷店のデータはほぼ、見えていません。
このまま資料としてはつかいものになりません。
「3-D面グラフの最低ここは変えてみたら」というポイントをこれから紹介します。
グラフエリアを選択します。
書式タブの選択対象の書式設定をクリックします。
画面右側にグラフエリアの書式設定作業ウィンドウが表示されます。
グラフのオプションの効果にある3-D回転を展開します。
軸の直交にチェックをいれます。
これで、グラフが斜めだったのが正面を向きます。
自動サイズ設定のチェックをはずします。
高さをかえることができるようになります。
今のところ、グラフはこのようになっています。
奥行きと高さを変更して、奥の渋谷店がみえるようにしていきましょう。
奥行きを700% 高さは100% で、渋谷店がみえてきました。
3-D面グラフが太いのが気になる場合は、次の処理をおこないます。
3-D面グラフをクリックします。
データ系列の書式設定作業ウィンドウにかわりますので、系列のオプションの要素の奥行き間隔大きくすることで、3-D面グラフを補足することができます。
細くなったら、先ほどの、奥行きと高さを再度調整します。
最後に、各軸のフォントサイズを調整して完成です。
3-D面グラフで奥のデータが見えない場合、今回のような調整が必要になります。









