7/04/2022

Excel。複数条件による件数を算出するならば、COUNTIFS関数をつかうと便利です。【COUNTIFS】

Excel。複数条件による件数を算出するならば、COUNTIFS関数をつかうと便利です。

<COUNTIFS関数>

数える関数は、Excelに色々登録されていますが、今回は、複数条件で件数を算出する時に使用すると便利な「COUNTIFS関数」です。


使いたかたを確認しておきましょう。

次の表を用意しました。


F2の条件は、地区が東日本で、売上高が1000以上の件数を算出させています。

F3の条件は、地区が西日本で、売上高が1000以上の件数を算出させています。


では、F2の数式を確認しておきましょう。

=COUNTIFS($B$2:$B$9,E2,$C$2:$C$9,">=1000")


最初の引数は、「検索条件範囲1」で、地区であるB2:B9までが対象になります。

オートフィルで数式をコピーしますので、絶対参照を設定してあります。


2番目の引数である、「検索条件1」は、E2に東日本という文字が用意されているので、E2を設定します。


複数条件なので、検索条件範囲と検索条件を繰り返し設定していきます。


3番目の引数の「検索条件範囲2」は、売上高なので、C2:C9です。

オートフィルで数式をコピーするので、絶対参照を設定してあります。


4番目の引数の「検索条件2」は、1000以上という条件です。

比較演算子を使って設定します。「”>=1000”」と設定しますが、比較演算子と数値全体を「”(ダブルコーテーション)」で囲ってあげます。


これで、算出することができました。