Excel。複数条件による件数を算出するならば、COUNTIFS関数をつかうと便利です。
<COUNTIFS関数>
数える関数は、Excelに色々登録されていますが、今回は、複数条件で件数を算出する時に使用すると便利な「COUNTIFS関数」です。
使いたかたを確認しておきましょう。
次の表を用意しました。
F2の条件は、地区が東日本で、売上高が1000以上の件数を算出させています。
F3の条件は、地区が西日本で、売上高が1000以上の件数を算出させています。
では、F2の数式を確認しておきましょう。
=COUNTIFS($B$2:$B$9,E2,$C$2:$C$9,">=1000")
最初の引数は、「検索条件範囲1」で、地区であるB2:B9までが対象になります。
オートフィルで数式をコピーしますので、絶対参照を設定してあります。
2番目の引数である、「検索条件1」は、E2に東日本という文字が用意されているので、E2を設定します。
複数条件なので、検索条件範囲と検索条件を繰り返し設定していきます。
3番目の引数の「検索条件範囲2」は、売上高なので、C2:C9です。
オートフィルで数式をコピーするので、絶対参照を設定してあります。
4番目の引数の「検索条件2」は、1000以上という条件です。
比較演算子を使って設定します。「”>=1000”」と設定しますが、比較演算子と数値全体を「”(ダブルコーテーション)」で囲ってあげます。
これで、算出することができました。