8/12/2022

Excel。勤続年数や満年齢を算出するならDATEDIF関数をつかいます。【DateDifferrence】

Excel。勤続年数や満年齢を算出するならDATEDIF関数をつかいます。

<DATEDIF関数>

日付に関係する関数は、Excelにもたくさんありますが、便利なのに、ちょっと困った関数があります。


それが、勤続年数や満年齢を算出することができる、DATEDIF関数です。

なぜ、困った関数なのかというと、関数挿入ダイアログボックスがないからです。

つまり、手入力で、数式を作らないといけないというわけです。


ただ、引数自体は簡単なので、次の表を使って確認します。


C2に設定した数式は、

=DATEDIF(A2,B2,"y")


A2には、誕生日の日付が入力されています。

B2には、今日の日付が入力されています。

年だけで、減算してしまうと、22になってしまうので、単純に算出することはできません。


そこで、DATEDIF関数をつかうわけです。


DATEDIF関数の引数は、

DATEDIF(開始日,終了日,単位)

となっています。


今回は、開始日が、A2で、終了日がB2。

単位というのは、満年齢なら「Y」とか、月ならば「M」などが用意されています。

何ヶ月も算出したい場合には、「YM」という単位も用意されています。

満年齢を算出したいので、単位は「”Y”」となるわけです。


このように、2つの日付の間の年・月・日数を算出することができるのが、DATEDIF関数です。


ところで、読み方は、DateDifferrenceの略なので、「デイトディフ」です。


簡単な関数ではありますが、開始日を終了日が超過しないと、「1」となりませんので、注意が必要です。