Excel。勤続年数や満年齢を算出するならDATEDIF関数をつかいます。
<DATEDIF関数>
日付に関係する関数は、Excelにもたくさんありますが、便利なのに、ちょっと困った関数があります。
それが、勤続年数や満年齢を算出することができる、DATEDIF関数です。
なぜ、困った関数なのかというと、関数挿入ダイアログボックスがないからです。
つまり、手入力で、数式を作らないといけないというわけです。
ただ、引数自体は簡単なので、次の表を使って確認します。
C2に設定した数式は、
=DATEDIF(A2,B2,"y")
A2には、誕生日の日付が入力されています。
B2には、今日の日付が入力されています。
年だけで、減算してしまうと、22になってしまうので、単純に算出することはできません。
そこで、DATEDIF関数をつかうわけです。
DATEDIF関数の引数は、
DATEDIF(開始日,終了日,単位)
となっています。
今回は、開始日が、A2で、終了日がB2。
単位というのは、満年齢なら「Y」とか、月ならば「M」などが用意されています。
何ヶ月も算出したい場合には、「YM」という単位も用意されています。
満年齢を算出したいので、単位は「”Y”」となるわけです。
このように、2つの日付の間の年・月・日数を算出することができるのが、DATEDIF関数です。
ところで、読み方は、DateDifferrenceの略なので、「デイトディフ」です。
簡単な関数ではありますが、開始日を終了日が超過しないと、「1」となりませんので、注意が必要です。