10/15/2022

Excel。スピル機能の登場で、数式の作り方が結構変わっています。【SPILL】

Excel。スピル機能の登場で、数式の作り方が結構変わっています。

<スピル機能>

Excelに少し前から加わった機能に、「スピル(SPILL)」というものがあります。


以前ならば、面倒な配列数式にしなければいけなかった数式や、複合参照を駆使した数式は、スピル機能をつかった数式にすることで、わかりやすく、そして、手早く算出することができます。


例として九九の表を作ってみます。


B2には、

=A2:A6*B1:F1

という数式を設定するだけです。

スピル機能によって、オートフィルで数式をコピーすることもありません。


可読性も高く、手早く作成することができます。


以前ならば、「=$A2*B$1」という数式を作っていました。

B1とA2を乗算した数式を、複合参照にする必要がありました。


また、オートフィルで数式をコピーして完成させることは出来ませんでした。


複合参照は、列と行のどちらを固定させるのかを考えなければなりません。


このように、スピル機能の登場によって、Excelも色々変わっています。