Excel。スピル機能で偏差を算出する数式は、今までの数式と異なります
<スピル機能>
データの散らばり具合を知るには、「偏差」を算出するわけです。
「偏差」を算出する数式をつくってみます。
偏差は、平均との差を算出します。
平均値は、C13に算出してあります。
いままでならば、D2の数式は、「=C2-$C$13」と絶対参照をつかった数式をつくり、そのあと、オートフィルで数式をコピーするわけです。
ところがスピル機能が登場したことで、数式の作り方が変わりました。
D2の数式は、「=C2:C11-C13」。
絶対参照をつかわなくても、スピル機能によって数式の範囲が拡張されます。
そして、C2:C11のように範囲選択した数式を設定します。
スピル機能によって、全く数式の作り方が、かわることもあります。