2/14/2023

Excel。条件に合致する数値のみを積算したい時にはどうしたらいいの【DPRODUCT】

Excel。条件に合致する数値のみを積算したい時にはどうしたらいいの

<DPRODUCT関数>

データをすべて積算すること自体、ケースとしては少ないかもしれませんが、「0(ゼロ)」を積算すると、「0(ゼロ)」になるという特性を生かすことで、トラブルなどを見つける手掛かりにすることができます。


次の表で確認していきます。

DPRODUCT関数

 

例えば、D列には、提出済みならは、「1」を入力します。

「0」はまだ提出していない場合です。


すべてそろっていれば、1に1を積算しても1になるので、「1」になるはずです。

逆に、0(ゼロ)があれば、積算した結果は「0」になるわけです。


そして、イチイチ、条件を探しながら積算の数式をつくるのは面倒です。


そこで、カテゴリーの提出物はすべてそろったのかを確認したいときには、「DPRODUCT関数」をつかってみると、チェックしやすくなります。


B9に設定した数式は、

=DPRODUCT(A1:D6,D1,A8:A9)


「0(ゼロ)」と算出されたということは、未提出のものがあるわけです。


IF関数と組み合わせると、算出結果をよりわかりやすくすることも出来ます。


では、DPRODUCT関数の引数を確認しておきます。


最初の引数は、データベース。表なので、見出し行も含めた、「A1:D6」を設定します。


2つ目の引数は、フィールド。

積算したいフィールドの見出しを選択しますので、「D1」の「提出済み」を設定します。


最後の引数は、条件です。

条件は、「A8:A9」に用意しました。データベース系関数は、条件を用意する必要があります。