7/30/2023

Excel。2つの文字列が合致するしないを手早く確認するにはEXACT関数をつかいます。【match】

Excel。2つの文字列が合致するしないを手早く確認するにはEXACT関数をつかいます。

<EXACT関数>

指定の文字通りに入力されたかどうかを確認する作業の時に、「=(イコール)」をつかった数式では、ある問題が発生します。


そのため、文字列を比較して合致しているか、合致していないか確認する時にはEXACT関数をつかってみましょう。

EXACT関数

比較するのは、A列とB列です。


C列には、EXACT関数をつかった数式。

C2には、

=EXACT(A2,B2)


D列には、単純に確認する数式

=A2=B2


をそれぞれ設定してあります。


ともに、C列D列ともオートフィルで数式をコピーしています。


さて結果を見てみましょう。

合致していると判断されれば「TRUE」。

合致していなければ「FALSE」と表示されます。


A3とB3のカタカナとひらがなは、当然合致しませんので、ともに、「FALSE」。

A4とB4の全角と半角も合致しないので、ともに「FALSE」。


問題は、A5よB5。


なんと、D列は、「TRUE」。

すなわち合致と判断されています。


逆にC列のEXACT関数は、「FALSE」という結果を表示しています。

つまり、「=(イコール)」をつかった比較では、大文字と小文字が同じと判断されてしまうのです。


大文字と小文字が異なる判断をさせたい時には、EXACT関数をつかうといいでしょう。