Excel。平均以上の件数を手早く算出するには、どうしたらいいの
<COUNTIF+AVERAGE関数>
平均以上の件数を算出したい場合ですが、平均値をAVERAGE関数で、一度算出したあと、平均値以上の数値が何件あるのかをCOUNTIF関数をつかって、算出するとなると、数式を2つ作らなければいけません。
そこで、COUNTIF関数とAVERAGE関数を組み合わせてつかうことで、1つだけの数式で、平均値以上の件数を算出することができます。
D2に設定した数式は、
=COUNTIF(B2:B6,">="&AVERAGE(B2:B6))
これだけで、平均以上の件数を算出することができます。
では、数式を確認しておきましょう。
COUNTIF関数は、単一条件の件数を算出する関数です。
最初の引数は、「範囲」。
店舗の売上高なので、B2:B6と範囲選択します。
2つめの引数は、「検索条件」。
条件は、平均以上なので、AVERAGE関数をつかうわけですが、比較演算子との結合がポイントとなるわけです。
比較演算子とセル番地を組み合わせる時は、「&(アンパサンド)」をつかって結合させます。
比較演算子と数式を組み合わせる時も、「&(アンパサンド)」をつかって結合させるので、「">="&AVERAGE(B2:B6)」と引数を設定する必要があるわけです。
「">=AVERAGE(B2:B6)”」としてしまうと、「">=AVERAGE(B2:B6)”」という文字が検索条件になってしまいます。