Excel。手早く、数値を除いたデータの件数を求めるには、どうしたらいいの。
<COUNTIF関数>
数値が入力されているセルを数えるには、数値の個数を算出することができる、COUNT関数をつかうことで、求めることができます。
では、その逆はどのようにしたらいいのでしょうか。
要するに、数値を除いたセルを数えたいわけです。
次の表で説明します
B列には、数値が入力されているセルと、文字列のセルが混ざっています。
B2:B6で数値以外の件数を算出したいわけです。
数値でないので、COUNT関数はつかえない。
COUNTA関数は、数値であろうが、文字であろうが、空白以外は、件数の対象になってしまいます。
数値以外という条件があるので、COUNTIF関数をつかうことで、対応することができそうです。
問題は、条件ですね。
「数値以外」。
実は、ワイルドカードをつかうことで対応することができるのです。
C8の数式は、
=COUNTIF(B2:B6,"*")
と設定すると、数値を除いた件数を算出することができました。
なぜ、「*」のワイルドカードをつかうことで、件数を算出することができたのかというと、たとえば「*山*」とすれば、山という文字が含まれているという条件になりますよね。
つまり、「*」ワイルドカードは、「文字が含まれている」という条件をつくることができるようになっています。