Excel。WEEKDAY関数で算出された曜日の数値を、「日」のように手早く表示するには
<WEEKDAY関数+表示形式>
曜日を算出することができるWEEKDAY関数ですが、算出後、曜日に該当する数値を算出する関数なので、いったいこれが、何曜日なのか、一目ではわかりません。
どのようにしたら「日」のように、手早く表示することができるのでしょうか。
用意した表をつかって確認します。
B2に設定した数式は、
=WEEKDAY(A2,1)
オートフィルで数式をコピーしています。
実は、この数値を「日」のようにするには、表示形式をつかうことで、簡単に設定することができます。
B2:B6を範囲選択して、「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示します。
表示形式タブの「ユーザー定義」に「aaa」と設定します。
あとは、OKボタンをクリックします。
これで、「日」のように、曜日が一目でわかるようにできました。
ただし、これをやるためには、ある条件があります。
それは、WEEKDAY関数の2つ目の引数「種類」を「1」か「17」の日曜日が「1」から始まる場合にだけ対応しています。
2~16は、数値こそ算出されますが、「1」を「日」と表示されるようにしか表示形式は対応していません。
よって、「種類」を2~16で設定した場合は、IFS関数などの関数を組み合わせる必要があります。