Excel。FORECAST.LINEAR関数で、単回帰分析における予測値を算出できます。
<FORECAST.LINEAR関数>
2つのデータの間に、直線の相関があるとします。
ざっくりいうと、Aが増えればBも増えるような、関係性があるデータ。
そのようなデータがある時には、FORECAST.LINEAR関数をつかうことで、予測値を算出することができますので、確認しておきましょう。
データを用意しました。
B列に来店客数。C列に売上高が入力してあります。
この来店客数っと売上高には、来店客数が増えれば、売上高も上がるという関係性にあります。
そこで、F2に来店客数が200だった場合、売上高の予測値を算出したい場合に、FORECAST.LINEAR関数をつかうことで、手早く算出することができます。
F3に、
=FORECAST.LINEAR(F2,C2:C8,B2:B8)
と数式を設定すると、802.6と算出されました。
では、FORECAST.LINEAR関数の引数を確認しておきます。
最初の引数は、「x」。
予測するyに対するxの値です。
この値の時の予測値を算出したいわけです。
2番目の引数は、「既知のy」。
yの値を指定します。
なおyの値は、従属変数です。
3番目の引数は、「既知のx」。
xの値を指定します。
なおxの値は、独立変数です。